from Tel Aviv, 2
2014.07.12 Saturday | category:days
こちらに来て2週間弱が経ちました。今日は2度目のお休みです。
稽古も佳境に入り、火曜日にいよいよ初日を迎えます。
日本でも報道があった、先月末のパレスチナ・イスラエルの少年が殺害された事件をきっかけに、情勢は急に悪化しました。
テルアビブでも火曜日の夜から毎日のようにアラームが鳴っています。
ガザから(昨日はレバノンからもあったようですが)ミサイルが撃ち込まれたときに鳴るようで、アラームが鳴り止んだ後、やがてそれを撃ち落とす音がきこえてきます。
アパートやレストラン、大きな建物にはほぼ地下シェルターがあって、そこに行くようにと言われていますが、実際はシェルターには鍵がかけられたままで、外やガラスの近くにはいないようにしている程度のようです。(今夜行ったレストランで初めて実際にシェルターに入りましたが)
迎撃の命中率は非常に高いらしく(それでも、破壊されたミサイルの破片が落下したりはしているらしい)、周りの人もさほど緊迫した様子はありません。日常の生活はいたって普段通りの雰囲気に感じられます。
日本で地震に少し慣れてしまっているような感覚に近いのかなと思います。これは非常に危険なことのようにも思います。
彼ら(戦いを起こすもの)はstupidだ、と口をそろえて言います。政治と生活が離れているような感覚は、日本ほどではないにしろ、少なからずあるようです。
デモが行われたり、予備役で招集がかかる人がいるように、通常ではない状態が身近にあるものの、街には日常があり、人は生活している。やるべきことややりたいことがあって、それを優先している。日本で感じている違和感(そして自分も完全にその中にいる)と同じ距離感を感じます。
イスラエル側からガザへの攻撃は輪をかけてエスカレートしているようで、これを機に徹底的にやってやろう、みたいな意地すら感じます。
そのことは、みんな気がついているんだと思います。
束の間の滞在をしている自分が感じる印象。
その奥にははかりしれないものがあるのかもしれません。
でも、自分が見て、聞いて、感じたものは自分にとっては本当のことです。
誰かに何かを伝えたい、というのとは少し違って、いつだって僕は自分のためのことをしています。まずはそれからだからです。
情報についてはここを追っています。
個人の方のblogですが、生活のことや街の様子、ある程度の主観や実感も交じっているので、僕にとってはとても有効です。
日本はどうなっていくのだろう。
僕は安全で無事ですが、イスラエルのこと、日本のこと、戦争のこと、誰にとって何が正しいかということ、を実感をもって考えるには十分な状況です。
つまり、毎日部屋で美味しいワインを飲んで、音楽のことだけを考えていられるのはとても幸せなことです。
when the alarm sounds (at apartment)
Jaffa
dancers are talking about...
Dina's memo (reheasal manager)
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